総括班
本領域では、I)転写環境の形成に直結する化学修飾がエネルギー代謝に働きかける作用、II)エネルギー代謝の変化が転写環境の形成に及ぼす作用、という両者のクロストークを支える分子実体とその制御メカニズムを解明することを研究の目的としている。本年度は、以下の点について主に活動を行った。1. 平成27年度班会議(熊本県)を開催した。84名の研究者が参加し、研究進捗発表と情報の交換を行った。2. 国際シンポジウム(平成28年2月17日東京大学)を開催し、国内外の研究者が研究発表を行い、活発な議論がなされた。3. 5名の研究者を転写代謝セミナーに招き、最新の研究成果を発表していただき、情報収集を行った。4. 市民公開講座「遺伝子と健康 II」(平成27年5月16日つくば市)を開催し、研究成果の社会還元に努めた。総勢74名の方々に参加していただいた。5. 第5回若手ワークショップを開催(平成28年2月4~6日 山梨県)を新学術領域「転写サイクル」および転写研究会と共同開催した。多くの若手研究者が集結し、研究発表を行うと共に有機的な連携を強化した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 2件、 招待講演 6件) 図書 (2件) 備考 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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