総括班
【総括班】代表者の笠井は、領域成果を教科書「思春期学(東京大学出版会)」にまとめ出版した。中学校保健体育の副読本を作成し、全国に配布(累計69千部)した。領域外連携として、領域評価者の長谷川らと共同し、公式な東京大学全学機構「こころの多様性と適応の統合的研究機構(UTIDAHM)」を設立した。ライフコース科学の世界的第一人者を招いた国際シンポジウム、新学術領域「共感性(長谷川寿一)」との合同シンポジウムを開催した。アウトリーチとしては、少年写真新聞社の養護教諭向け新聞(中学保健ニュース)で統合失調症の解説記事を連載した。世田谷区の思春期青年期こころの健康相談事業、東京都の都立高校専門医派遣事業に協力した。市民公開講座への登壇、新聞各紙(毎日新聞など計9紙)で報道など、市民への成果還元にも努めた。【領域評価委員会】平成27年6月・平成28年1月に総括班会議を開催した。同会議において、総括班評価者および学術調査官より評価と助言を得た。【アドバイザリーボード】各アドバイザリーボード(仮説構築、疫学・コホート、神経経済学、遺伝子解析、神経画像、動物研究)は、計画班(A01-03)同士の連携推進を監督した。具体的には、サルとヒトの社会性・メタ認知の神経基盤を比較検討する共同研究(A02-03)、思春期コホート調査のバイオサブサンプル調査(A01-03)、思春期コホート・大学生うつ病コホートでの自己参照心理課題実施(A01-02-03)などである。【委員会】若手・女性(田中):次世代研究者育成に向け、国際シンポジウムで研究奨励賞を設けた。データベース(橋本):領域内外の共同研究のデータベース構築を指導した。広報・市民対話(山崎):ホームページを通じ、活動や学術成果を発信した。倫理(長谷川):外部弁護士と契約を行い、思春期コホートの倫理的問題についてコンサルトを受けた。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2016 2015 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (15件) (うち国際共著 11件、 査読あり 12件、 謝辞記載あり 11件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 6件) 図書 (2件) 備考 (3件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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