研究実績の概要 |
計画研究は、A01 合成生物学の分子生物学的技術基盤、B01 合成生物学の工学的技術基盤、C01 合成生物学の情報科学的技術基盤 の研究項目からなる。これに総括班の「合成生物学の技術基盤構築」が統括する。総括班の運営方針は、『合成生物学の技術基盤構築によって、「眺めて解析する生物学」から「創って解析する・利用する生物学」へのパラダイムシフトを図る』であり、情報科学、工学、分子生物学の研究者が集った研究を効率よく推進し、領域全体の研究目的を達成し、結果を社会に広く公開する活動を行う。 本年度は領域研究の最終年度であり、平成27年10月5-6日に、最後の領域全体会議(第6回)を行った。領域の3つの具体的共通目標、すなわち、①自律制御生産細胞の構築、②自律制御分化補助細胞による分化誘導システムの構築、③人工代謝経路を用いた多段階反応を必要とする目的物質の生産に関して、成果発表を行った。 また、平成27年11月12-13日に開催された「細胞を創る研究会 8.0」に領域も共催し、領域代表の岡本が基調講演「合成生物学の基盤構築 ーその現状と課題ー」を行った。 また、平成27年9月17-18日に、国際シンポジウム"International Symposium on Synthetic Systems Biology: Synthetic Metabolic Pathway, Mathematical System Analysis and Design of Bio-inspired System"を開催した。
|