研究領域 | 予測と意思決定の脳内計算機構の解明による人間理解と応用 |
研究課題/領域番号 |
23120001
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
銅谷 賢治 沖縄科学技術大学院大学, その他の研究科, 教授 (80188846)
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研究分担者 |
坂上 雅道 玉川大学, 付置研究所, 教授 (10225782)
岡本 仁 独立行政法人理化学研究所, その他部局等, その他 (40183769)
柴田 智広 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 准教授 (40359873)
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研究期間 (年度) |
2011-07-25 – 2016-03-31
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キーワード | 神経科学 / 意思決定 / 強化学習 / 内部モデル / 脳内シュミレーション |
研究概要 |
1)企画実行委員会: 第3回の領域会議をH24年6月16-18日に玉川大にて開催し、新たにスタートした公募研究の計画について議論した。また、各計画研究の目標、内容、手法の相互理解を深め、同時 に開催した総括班会議において5年間の活動計画を策定した。第4回の領域会議をH24年11月16-18日に京都大にて開催し、各計画研究の進捗状況を確認するとともに、テーマ別の分科会を開催し議論を深めた。H24年7月の包括脳夏のワークショップにおいて「伝達創成機構」領域と共同で「意思決定とコミュニケーションの脳ダイナミクスと相互作用」を共催し、NYUのNathaniel Daw教授の招待講演を行った。H25年秋に国際シンポジウムを京都で開催することを決定し、テーマ設定と人選を開始した。 2)研究支援委員会: H24年6月の玉川大学での領域会議の初日に「モデルべースとモデルフリーの意思決定」のテーマで公開チュートリアルを開催した。H24年11月の京都大学での領域会議の初日に「脳画像研究の基礎から最先端まで」のテーマで公開チュートリアルを開催した。 3)広報連携委員会: ニュースレター第2号で新たな公募研究の紹介を行い、第3号から領域メンバーによるの論文紹介を開始した。また、領域のwebサイト (www.decisions.jp) をアップデートし、公募研究の新メンバー、主催、共催企画の宣伝を行った。アウトリーチ活動として、H25年2月に奈良女子大附属中学校と世界脳週間SSH講座「脳が行う意思決定の不思議」を共催し、領域メンバーが講義を行った。 4)アドバイザー委員会: 2回の領域会議に参加し、研究推進の重点についてアドバイスを行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
公募研究を加えたメンバー間での情報共有、技術交流が進み、幅広い研究が進行している。
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今後の研究の推進方策 |
領域会議、公開チュートリアルなどを通じて引き続き高いアクティビティを保つとともに、H25年秋の国際シンポジウムに向けた準備を進める。
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