総括班
総括班は領域代表者を研究代表者とし計画研究代表者を分担者として構成している。また評価担当の連携研究者も構成員である。総括班の中で連携研究者以外の会議を代表者会議と称して毎月1回第1金曜日の9時から行い、領域の各計画研究の進行状況のcheck,総括班の予算使用方法についての検討、2ヶ月に1回、各計画研究が回り持ちで行う1日から2日間のTV会議またはface to faceでのworkshopの日程、内容の検討を行った。本年度は2013年5月24日に東京工業大学でx線観測に関するworkshopを開催した(67名参加)。また、7月26日には理論担当で京大を主な開催地にし東京、広島等はTV会議システムで中継して重力波の理論に関するworkshopを開催した(59名参加)。さらに、10月19日には大阪市立大学を中心にデータ解析のworkshopを開催した(42名参加)。2014年1月13日から15日には3日間の領域シンポジウムを東京工業大学で開催し(98名参加)、16の公募研究の発表もしてもらうと同時に総括班会議を行い、評価担当の連携研究者から有益なsuggestionを貰った。9月27日から28日には「データ解析スクール」を東大で開催し60名程度の参加があった。さらには、YKIS2013とMMCOCOSという関連国際会議も共催した。
2: おおむね順調に進展している
各計画研究はほぼ計画とおりに研究が進んでいる。異なった計画研究、公募研究間で7つの共同研究が生まれており、現在論文執筆中である。さらに、今年は受賞が相次いだ。まず理論の計画研究代表者の田中貴浩と連携研究者の柴田大が国際一般相対論と重力学会(ISGRG)のフェローに名だたる有名な学者と伴に選出された。領域代表者の中村卓史はISGRGの名誉ある委員に選ばれた。また、データ解析の分担者の高橋弘毅が「重力波初検出および重力波天文学創成に向けたデータ解析法の研究」で山梨科学アカデミー奨励賞を6月4日に受賞した。
総括班は領域代表者を研究代表者とし計画研究代表者を分担者とし,評価担当の連携研究者も構成員である。来年度は中間評価があるので、各計画研究の評価をしてもらう。総括班の中で連携研究者以外の会議を代表者会議と称して毎月1回第1金曜日の9時から行い、領域の各計画研究の進行状況のcheck,総括班の予算使用方法についての検討も続行する。2ヶ月に1回、各計画研究が回り持ちで行うworlshopは次年度の第1回はニュートリノグループが行う事が決まっている。昨年インドで開催されたGWPAW(Gravitational Wave Physics and Astronomy Workshop)の次回を大阪で開催する事が決定された。本領域の総員体制でこの会議の準備を行う。年に1回の領域シンポジウムは広島大学で開催する予定である。経費の大半は旅費と秘書の雇用費用である。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 1件、 査読あり 11件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち招待講演 10件)
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