研究領域 | 重力波天体の多様な観測による宇宙物理学の新展開 |
研究課題/領域番号 |
24103001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
中村 卓史 京都大学, 理学研究科, 名誉教授 (80155837)
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研究分担者 |
田中 貴浩 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40281117)
神田 展行 大阪市立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50251484)
河合 誠之 東京工業大学, 理工学研究科, 教授 (80195031)
吉田 道利 広島大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90270446)
ヴァギンズ マーク 東京大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90509902)
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連携研究者 |
梶田 隆章 東京大学, 宇宙線研究所, 教授 (40185773)
佐々木 節 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (70162386)
坪野 公夫 東京大学, 理学研究科, 教授 (10125271)
伊藤 好孝 名古屋大学, 太陽地球環境研究所, 教授 (50272521)
渡部 潤一 国立天文台, 教授 (50201190)
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研究期間 (年度) |
2012-06-28 – 2017-03-31
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キーワード | 重力波 / X線・ガンマ線観測 / 光学赤外観測 / ニュートリノ観測 / データ解析 / 重力波の理論 |
研究成果の概要 |
人類初の重力波の直接観測が2015.9.14に米国の検出器によってなされた。重力波源は質量が太陽質量の30倍程度の2つのブラックホール連星の合体であった。これは多くの研究者には予想外であったが、本領域は2014年に宇宙で最初に生まれた重元素のない星ではこのようなブラックホール連星が形成され2015年にも検出されると予言していて、発見を報じた論文中でも、本領域の予言が観測と驚くべきレベルで一致すると引用された。又2017.1.4にも同様の重力波源が発見された。今後の観測で本領域の起源説がさらに有力になるだろう。本領域では、重力波とX線、光学観測、ニュートリノ観測並びにデータ解析も同時に実施した。
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自由記述の分野 |
宇宙物理学
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