総括班
これまでの本領域の活動により,様々な共同研究が行われ,公募研究や博士研究員も加わった共同研究が定常的に行われるようになってきた。今年度も研究推進や成果の波及を目指して,以下のような活動を行った.これらの活動実施に関しては,領域会議,総括班会議を各 2 回開き,基本方針や計画を策定した上で実施にあたった。(1) 成果の国際的な発信として,国際会議 CCC の前後に東京と京都で Sattellite Workshop を開催し,本領域の主要な成果を世界から参加してきた専門家に紹介した。また,12 月には,国情研究所が主催するワークショップにおいて,若手を中心としたポスター発表で成果を詳細に紹介した。さらに,3 月には公開シンポジウムを開催し,計算機科学を中心とした国内の研究者に,本領域の成果を紹介した。(2) 若手研究者の育成のため,秋学校を行い,40 名以上の参加者を得た。若手支援のための経費を拡大し,博士研究員,博士課程学生,若手研究者が海外に 1 か月以上滞在し,共同研究を行う活動を支援した。のため 1 か月以上滞在の機会を提供した。(3) 計算限界研究センターを中心に,若手の育成をめざした勉強会を,ほぼ毎週 1 回のペースで行った.また,招聘した海外の研究者によるセミナーやミニワークショップを10回開催した.こうした勉強会やセミナーでは,今年度も本領域の博士研究員(とくに Center for ELC に常駐している博士研究員 2 名)が,中心的な役割を果たした.(4) 国際会議 CCC の開催:本領域の研究分野である計算計算複雑度理論の旗艦国際会議である Computational Complexity Conference(略称,CCC)の 2016 年会議を主催団体の1つとして開催した。約 130 名の参加者(うち,海外からの参加者は約半数)を得た。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (8件) 学会・シンポジウム開催 (5件)
数学セミナー
巻: 1月号 ページ: 40--45
情報処理(チューリング賞50周年によせて)
巻: Vol.58, No. 5 ページ: 358-359
巻: 8月号 ページ: 32--37