総括班
平成25年度は、総括班として以下のような活動を行った。1)第2回領域会議を、11月28日~29日に名古屋で開催し、計画研究員と公募研究員が出席した。各研究の計画、公表前の最先端の研究結果に関する発表・議論が集中的に行われ、研究員間の理解が深まり、多数の共同研究が領域内で発足した。2)稲垣昌樹 計画班員が大会長を務めた第65回日本細胞生物学会大会(2013年6月19~21日、名古屋)において、シリア・中心体系に関連する3つのシンポジウムが本領域班員の企画/オーガナイズにより開催された。また、海外のシリア・中心体の研究者を5名招待し、国際シンポジウム “Cilia and Centrosomes: from Fertilization to Cancer” を6月17日~18日に神戸で開催した。第119回日本解剖学会総会(2014年3月27~29日、自治医科大学)で,公募班員がシリアに関するシンポジウムを企画した。3)電子顕微鏡観察,変異マウスの作成・提供、シリア・中心体に局在する遺伝子リソースの提供など、広い研究支援を行った。
2: おおむね順調に進展している
2年度にやるべきことが、順調に進んだため。とくに、第2回領域班会議をとおして、多くの共同研究が始まったのは、成功であった。
1)領域班会議などをとおして始まった多くの共同研究を、進展させる。次回の領域班会議でも、更に共同研究を加速する。2)他の関連学会でシリア.中心体のシンポジウムを企画したり、共催する。3)引き続き、電子顕微鏡観察,変異マウスの作成・提供、シリア・中心体に局在する遺伝子リソースの提供など、広い研究支援を行った。
すべて 2014 2013 その他
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 7件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件) 備考 (1件)
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