総括班
本領域の総括班は、班員の研究支援と班員間の共同研究推進などの領域内部に向けた活動に加え、領域の研究成果やデータベースの領域外へ向けた発信、更に一般社会へ向けた研究成果の還元のための活動を目的としている。解析支援センターは西谷が代表となり，細胞壁の免疫組織学および糖質分析，植物ホルモンの定量，細胞壁関連酵素反応の解析，細胞・組織内の糖質の局在解析などを通して、他の班員との共同研究および研究協力を継続して推進した。オミクス支援室は奈良先端大に拠点を置き，出村が代表となり次世代シクエンサーを活用して班員にオミクス解析の支援を行ってきた。オミクスのデータベースの構築・発信は、大林が担当し，植物細胞壁の情報処理空間のオミクスに特化した独自の公的データベースを恒常的に更新しながら世界に発信している。イメージング解析支援室は東大に拠点を置き細胞壁動態に関わる高分解の単分子リアルタイム計測から網羅的・定量的イメージング解析までの幅広い可視化技術を支援する。更に可視化用の汎用性の高い解析ソフトウェアを開発し、班員に提供すると同時に，世界の研究者の利用に供している。広報活動は工藤、大林、澤が中心となり、一般社会へ向けた啓発活動と専門家に向けたデータベースや実験プロトコル発信の二本立てで進めてきた。一般社会に向けたアウトリーチ活動は工藤が中心となり細胞壁の拡大モデルや細胞壁機能をテーマとしたアプリを作成し、国内の主要な大学，研究所などで児童生徒一般人を対象にした公開展示および啓発イベントを実施してきた。また、４年間の公開展示の内容を纏めた配布用の冊子を出版した。西谷は大学生に向けた植物生理学の教科書の翻訳を監訳した。一方、専門家用のデータベースのウェブサイトを整備・更新し，データベース公開をつづけている。
28年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2017 2016 その他
すべて 雑誌論文 (14件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 図書 (6件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
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