総括班
「新学術領域」でしか得られないシナジー効果を与えることを目的として,以下を行った.(1) 既存の学会などにおける共催,協賛のシンポジウムを2016-2017年度に計9回開催した.海外研究者2人を招へいし,それぞれ,国際シンポジウムと,計画班や公募班数か所への訪問を行い,共同研究および議論を行った.メーリングリストとFacebook (fb)によって議論を領域関係者全員で行った.また議論を基に複数のシンポジウムを企画した.(2) シンポジウムで30-40代の研究者を優先してオーガナイザーや発表者に抜擢した.(3) クライオ電子線トモグラフィー技術開発と急速凍結レプリカ電子顕微鏡法の技術開発を行い,極めて有用な多数の結果を得た.一部はNature Communicationsやアメリカ微生物学会のフラッグシップ誌であるmBioなどで出版ずみであり,数編の論文が現在審査中である.タンパク質用の質量分析装置を大阪市立大学内に設置し,2018年3月までにのべ190グループからの3828試料を無償で解析し,結果の多くがすでに出版されている.高速AFM技術開発を,金沢大学のグループと領域メンバーとの協力により行った.(4) 啓発活動として,領域に関係する細胞やタンパク質の立体模型を数百個を作製,提供し,その過程はfbにて公開した.そこで開発した3Dプリンターに関する技術について特許出願と邦文誌での発表を行った.(5) 当領域活動のまとめとして,新しく提案された系統樹(Nature Microbioloty 2016, doi: 10.1038/nmicrobiol.2016.48)を基に生命全体における運動能の発生と進化に関する議論を行い,その内容を英語論文原稿としてまとめた.
28年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2018 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (24件) (うち国際共著 2件、 オープンアクセス 23件、 査読あり 23件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 6件、 招待講演 4件) 図書 (1件) 備考 (4件) 産業財産権 (1件) 学会・シンポジウム開催 (5件)
生物工学会誌
巻: 96 ページ: 182
巻: 96 ページ: 183-186
巻: 96 ページ: 187-190
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