| 研究領域 | 理論と実験の協奏による柔らかな分子系の機能の科学 |
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| 研究課題/領域番号 |
25104001
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| 研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
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研究代表者 |
田原 太平 国立研究開発法人理化学研究所, 田原分子分光研究室, 主任研究員 (60217164)
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| 研究分担者 |
北尾 彰朗 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 准教授 (30252422)
藤井 正明 東京工業大学, ソリューション研究機構, 教授 (60181319)
水谷 泰久 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (60270469)
神取 秀樹 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70202033)
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| 研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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| キーワード | 分子複雑系 / 理論・計算 / 先端計測 / 機能創成 / 分子科学 |
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| 研究実績の概要 |
総括班は、本新学術領域研究を強力に推進し、活動の評価を受けるために以下の活動を行う。①領域全体会議、総括班会議等を主催する。②A01～A03班からの要望に応じて、随時、班別研究会、班間合同研究会の開催を支援する。③若手研究者の海外派遣および共同研究推進の援助を行う。④研究経過および成果をまとめ、定期的に情報発信を行う。平成27年度は、全体の行事としてまず7月9日～11日に第三回公開シンポジウム（国際シンポジウム）を東京・日本科学未来館で開催し、研究結果を発表して本領域の進捗を広く周知した。またこれに合わせて総括班会議を開催して国内、国際評価委員に進捗状況に説明して助言をいただくとともに、国際評価委員には特に国際的な立場にたったレビュー・レポートを書いていただいた。この国際シンポジウムに合わせてハプティック（力覚）デバイス等を用いたアウトリーチ活動を行った。また11月24日～26日に第4回全体合宿会議を福岡県北九州市で開催し、全班員が泊まり込み、個々のグループの研究進捗状況および共同研究ついて徹底的に議論した。またトピックスを絞ったワークショップを各地で６回（5月静岡県御殿場市、9月石川県金沢市、10月茨城県つくば市、10月愛知県犬山、3月大阪府池田市、3月東京都目黒区）開催した。さらに大学院生と若手研究者の海外派遣を行って９名を国際学会等に送った。領域のホームページを利用して、領域の概要、目的、研究課題、個々の班員の研究アクティビティなどの発信、並びにシンポジウム等の案内、登録情報などに活用した。開催した行事の報告、メンバーが発表した研究論文の概要、受賞報告などを、電子ニュースレターとして毎月1号ずつ発信し、電子メールで配信するとともに、ホームページに掲載して一般から常時閲覧可能として情報発信した。また２つのグループに共同研究推進の援助を行った。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
事前に計画した計画にしたがって着々と領域運営が進んでいる。この領域で初めて出会った班員の共同研究によってインパクトの高い論文が発表できたが、これは当初の予定には無かった進展であった。
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| 今後の研究の推進方策 |
平成25年度に計画班の10研究グループでスタートした本新学術領域に、公募班研究グループが加わって平成26～27年度は44のグループによって研究を推進した。今年度公募班の入れ替えが行われて研究体制が強化され、平成28～29年度は計画班・公募班合わせて45グループで研究推進することとなった。本領域の趣旨を新しく参加した公募班メンバーにできるだけ早く理解してもらい、また引き続き参加するメンバー間で再確認するため、5月に全領域メンバーが泊まり込みで議論をつくす全体合宿会議を開催する。この全体合宿会議やワークショップの開催などを通して、解析班、計測班、創成班の間の協力関係をさらに強固なものとし、相互信頼に基づく自由闊達な新学術領域を作って多くの実りある共同研究を結実させる。公開シンポジウムやニュースレターの発行を通して広く発信し、新しい学術研究の潮流を創出すべく領域運営を行う。
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