研究領域 | 3次元半導体検出器で切り拓く新たな量子イメージングの展開 |
研究課題/領域番号 |
25109001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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研究機関 | 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 |
研究代表者 |
新井 康夫 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (90167990)
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研究分担者 |
幅 淳二 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 教授 (60180923)
三好 敏喜 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (20470015)
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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キーワード | イメージング / 先端機能デバイス / 放射線 / 素粒子実験 / 粒子線 / X線 / 3次元半導体 |
研究概要 |
今年度よりスタートした本新学術領域研究の研究計画を統括するため、総括班としてはまず7月に全計画研究の研究代表者を集め、今後5年間の研究計画、運営の仕方等について全員で議論を行った。その後、各計画研究班でのスタートアップを援助・見定めると共に、平成26年度より開始する公募研究の為の情報提供・宣伝活動を行った。 同時に、本新学術領域のWebページを開設し、領域及び各計画研究の研究目的やこれまでの実績・参考文献等を掲示し、一般の方へ理解を深めてもらい情報提供に努めた。 また、10月に静岡大学、12月に京都大学、3月に理研SPring-8と定期的に総括班会議を開き、研究の進捗状況、予算執行状況の確認、人員計画等の監視、相互理解等の活動を行った。さらに、12月には京都大学において本学術領域として第1回目の研究会を開催した。この研究会には、一般企業の方、若手研究者の方も含め50名以上の参加を得る事が出来、熱心な討論が行われ、今後の研究に関し多くの関心を集める事が出来非常に盛況であった。 さらに、上記活動を支える為の事務処理を行う人員も雇用し、事務室の整備を行い、今後の研究活動に対するサポート体制を整えた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
各計画研究も順調にスタートし、定期的に総括班会議が開かれ研究進捗状況の把握も出来ている。また領域Webページが設けられ、内容の定期的なアップデートも行われている。さらに、第1回の研究会を開催する事も出来、順調なスタートを切る事が出来ている。
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今後の研究の推進方策 |
8件の計画研究と7件の公募研究が揃い、本領域研究に関わる研究者の数が非常に増加した。この為総括班としては、これらの研究者の間の交流を深め、情報交換、装置の融通等がスムーズに行われるよう努めていく。 また2年度目となり、研究活動もさらに活発になっていくと思われるので、これらをしっかりと統括し、多分野の研究者からなる本領域研究の特性を活かした活動を推進していく。 上記目標達成のため、定期的な総括班会議、他の研究者も含めた研究会の開催、及び検出器の設計の為の若手研究者に対する講習会等を開催する。
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