研究領域 | 植物発生ロジックの多元的開拓 |
研究課題/領域番号 |
25113001
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
塚谷 裕一 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90260512)
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研究分担者 |
平井 優美 独立行政法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, チームリーダー (90415274)
松井 南 独立行政法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, チームリーダー (80190396)
望月 敦史 独立行政法人理化学研究所, 主任研究員研究室等, 主任研究員 (10304726)
河内 孝之 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (40202056)
大島 良美 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 研究員 (00722951)
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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キーワード | 植物発生 / メタボロミクス / 転写因子 / ゼニゴケ / 数理解析 |
研究実績の概要 |
2013年11月28日、奈良先端科学技術大学院大学においてシンポジウム「細胞を創る操る」を、NAIST植物科学グローバルトップ教育推進プログラム、西谷新学術領域と共に共催、また2014年3月、富山大学・五福キャンパスで開催の第55回日本植物生理学会年会において、シンポジウムを主催した。さらに2014年11月24-26日にはケルン・マックスプランク研究所において、基礎生物学研究所、マックスプランク研究所(ドイツ)、テマセク研究所(シンガポール)の3研究所合同の国際シンポジウム「HORIZONS IN PLANT BIOLOGY」を共催した。 若手支援としては2013年11月30日から12月2日の3日間にわたり、第1回若手ワークショップを開催し、若手の間の交流を推進し、研究発表を通じて互いの研究内容の熟知を促して共同研究を推進した。また2014年2月8-10日にかけて、山形県鶴岡市メタボロームキャンパス(理研鶴岡ブランチ)でメタボローム勉強会を開催し、メタボロミクス解析を新たに導入する希望を持つ班員を中心に検討会を開いた。これらの活動を通じて、若手の研究交流と新規分野開拓を支援した。 さらにシロイヌナズナ転写因子ライブラリーの整備を進めた。さらにゼニゴケ研究支援として、京都大・河内研を中心にゼニゴケをモデル植物として用いるための研究技術基盤整備を進め、そのノウハウの普及活動を推進した。また次世代シークエンス解析、数理解析、またフローサイトメトリー解析の支援活動を推進した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
転写因子ライブラリーについては当初見込みよりも遅れが生じたが、その後、挽回し、計画通り、班員に対する提供をはじめることができている。またゼニゴケやメタボロミクスを取り込んだ新しい研究の潮流に、予定通りの勢いをつけることができたと考えている。
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今後の研究の推進方策 |
当初計画通り、班員に対する研究の支援活動を強化していく。とくに公募班が確定したことから、そのメンバー構成を十分に活かした共同研究の強化を目指す。
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