研究領域 | 動物における配偶子産生システムの制御 |
研究課題/領域番号 |
25114001
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研究機関 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設) |
研究代表者 |
小林 悟 大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 岡崎統合バイオサイエンスセンター, 教授 (90225508)
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研究分担者 |
小川 毅彦 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 教授 (50254222)
吉田 松生 基礎生物学研究所, 生殖細胞研究部門, 教授 (60294138)
松居 靖久 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (40241575)
吉崎 悟朗 東京海洋大学, 海洋科学技術研究科, 教授 (70281003)
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研究期間 (年度) |
2013-06-28 – 2018-03-31
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キーワード | 配偶子産生 / 始原生殖細胞 / 配偶子幹細胞 |
研究実績の概要 |
本研究領域は、配偶子産生システムの制御機構を解明することを目的とする。これまでの研究とは異なる新たな視点として、動物種を越えて始原生殖細胞や配偶子幹細胞中で機能する共通メカニズムの解明を目指す。さらに、in vivo の解析とともにin vitro で配偶子産生過程を再現することを連携して行う。これにより、基礎と応用指向の研究間の相互連携を促進し、様々な動物を用いている研究者を公募研究として取り込むことにより基礎生物学や医学、畜産学、水産学等の広い分野にまたがる新たな学術領域を創成する。本年度は以下の活動を行った。本領域の立ち上げにあたっての領域準備会議(2013年8月28日)とともに、第1回領域会議、第1回総括班会議を開催した(2014年3月14~15日)。総括班会議では、本研究領域の目的、研究方針および目標について確認するとともに、領域の運営方針について議論した。また、領域会議では、各研究グループの研究内容に関する議論が白熱し、これにより相互理解が深まり、共同研究の計画も進展した。共同研究の活性化のための研究支援として、次世代シーケンサーの経費及び技術的サポートを2件行った。若手研究者育成として、若手研究会も本領域のサポートのもと開催した(2013年11月6日)。さらに、研究の裾野を広げる工夫として、「配偶子産生セミナー」を国内外で4回開催した。そのほか、領域活動を広く周知するためにホームページも立ち上げ、アウトリーチ活動を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は本領域の立ち上げ年度にあたり、今後の総括班の活動に関し評価委員も含めて議論を深めることができた。また、若手研究者、研究の支援体制構築など総括班の活動も順調に行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
次年度に向けて、研究支援体制の充実、若手のサポート体制の充実、特に女性研究者への支援、学会などでの本領域の活動の広報を行う予定である。
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