研究領域 | 古代アメリカの比較文明論 |
研究課題/領域番号 |
26101001
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
青山 和夫 茨城大学, 人文学部, 教授 (70292464)
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研究分担者 |
米延 仁志 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (20274277)
坂井 正人 山形大学, 人文学部, 教授 (50292397)
鈴木 紀 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 准教授 (40282438)
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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キーワード | 古代アメリカ文明 / 比較文明論 / 考古学 / 歴史学 / 文化人類学 / 自然科学的編年 / 歴史的教訓 / 国際研究者交流 |
研究実績の概要 |
本領域研究の目的は、①精密な自然科学的年代測定法や古環境復元によって、メソアメリカとアンデスの高精度の編年を確立し環境史を解明する、②精密な編年をもとにメソアメリカ文明とアンデス文明の詳細な社会変動に関する通時的比較研究を行う、③植民地時代から現代まで、メソアメリカとアンデスの文明が中南米の先住民文化に及ぼした影響を検証することである。さらにこれらの成果をもとに導かれる歴史的教訓と文明研究の今日的意義を探求する。本研究は、新学術領域研究「環太平洋の環境文明史」(平成21-25年度、領域代表者:青山和夫)の成果を踏まえ、環境と文明の関係を一層精密に検討し、文明の変動を人口変動、戦争、経済、イデオロギー等の諸側面からも実証的かつ多面的に検証するためにメソアメリカとアンデスに地域を絞る。また計画研究A04「植民地時代から現代の中南米の先住民文化」を加え、より長い時間軸で文明の動態を探求する。 総括班は、上記の研究活動を円滑かつ効果的に推進するために、以下の項目を実施した。①領域全体の研究方針の策定と企画・調整、②研究活動の監督と協力:6月に研究者全体集会を開催した。総括班会議および、必要性に応じてウェブ会議やML持ち回り会議を開催した。個々の研究活動(調査、分析、発表等)を迅速に把握し、計画研究の協力体制を強化した。その結果、効率的な領域運営を実現できた。③研究成果のとりまとめと公表・社会還元:6月に国立民族学博物館で公開講演会を開催し、領域ウェブサイトで情報を社会に発信した。④研究成果の総括と評価:各研究計画の成果を報告し、意見交換を行った。⑥総括班会議を3回(6月、1月、2月)開催し、領域の企画調整や進行状況を報告、評価し、次年度に向けて企画立案した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
領域全体の研究活動を、ほぼ当初の計画通りに推進できたため。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、総括班の強いリーダーシップのもと、①領域全体の研究方針の策定と企画・調整、②研究活動の監督と協力、③研究成果のとりまとめ・公表と社会還元、④研究成果の総括と評価を推進していく。
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