研究分担者 |
柳田 勉 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 特任教授 (10125677)
岸本 康宏 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (30374911)
作田 誠 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (40178596)
竹内 康雄 神戸大学, 理学研究科, 教授 (60272522)
身内 賢太朗 神戸大学, 理学研究科, 准教授 (80362440)
濱口 幸一 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 准教授 (80431899)
岸本 忠史 大阪大学, 核物理研究センター, 特任教授 (90134808)
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研究実績の概要 |
平成26年度開始の新学術領域(研究領域提案型)「宇宙の歴史をひもとく地下素粒子原子核研究」の総括班としての活動実績であり、直接的な研究活動は行わない。平成30年度は以下の活動を実施した。 (1)地下大型実験の代表者を内包する運営会議(4,5,6,7,11,3月、うち5,7,11,3月は総括班会議を兼ねる)を開催し、運転情報共有や個々の研究へのアドバイス・協働体制の推進を行った。また、研究会企画や若手研究連絡会の充実など分野の活性化を測った。(2)極低放射能データベースの情報蓄積を進め、独自情報が404件にまで拡大した。検索機能を高めるとともに独自の環境データや論文情報も掲載を始め、利便性を向上させた。(3)成果発表、分野間連携、成果の波及のための旅費支援などを行なった。(4)研究会(シンチレータ研究会5月@沖縄,暗黒物質1月@神岡、第5回超新星研究会1月@三鷹、極低放射能研究会3月@仙台)、若手研究会(B班9月@名古屋、A班11月@京都、B班3月@仙台)、国際会議(二重ベータ崩壊10月@ハワイ)、領域国際会議(3月@仙台)を開催・支援した。領域国際会議では究極の二重ベータ崩壊研究への道のりについて国際的な専門家をパネリストに据えて議論し、領域全体で課題やアイデアを共有した。また、宇宙線研究者会議の将来計画タウンミーティングや日本学術会議のシンポジウムにおいて領域の研究計画が取り上げられ、広い分野との将来計画や活動状況の情報共有を行なった。(5)公募研究とB02の連携で異方性結晶の検出器性能評価を共同で行うビーム試験を企画した。(6)領域を横断する形での神岡地下での中性子測定に関して、A01,A02,B01,B02,D01などの研究者が共著で中性子測定に関する論文を発表した。
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