研究領域 | ステムセルエイジングから解明する疾患原理 |
研究課題/領域番号 |
26115001
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 (2018) 千葉大学 (2014-2017) |
研究代表者 |
岩間 厚志 東京大学, 医科学研究所, 教授 (70244126)
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研究分担者 |
真田 昌 独立行政法人国立病院機構(名古屋医療センター臨床研究センター), その他部局等, 高度診断研究部長 (20529044)
田久保 圭誉 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 生体恒常性プロジェクト長 (50502788)
波江野 洋 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, 特任研究員 (70706754)
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研究協力者 |
西村 栄美
佐藤 俊朗
南野 徹
鍋島 陽一
須田 年生
原 英二
Ho Anthony
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研究期間 (年度) |
2014-07-10 – 2019-03-31
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キーワード | ステムセルエイジング / 幹細胞 / 老化 |
研究成果の概要 |
本領域の、幹細胞研究と老化研究、疾患研究からのアプローチを統合し、「ステムセルエイジングと疾患」研究を体系的に推進し、『老いと病』という今日的命題の解決に挑むという目的達成のため、総括班では以下の活動を行った。①領域の統括・調整・評価、②領域会議の開催、第16回幹細胞シンポジウムの共催などを通した学術交流、③若手研究者の育成・支援、ならびに若手ワークショップ、④技術支援、⑤海外のエイジング研究拠点との連携・国際交流支援、⑥広報活動。以上の活動の結果、領域内研究の効率的推進と、若手研究者の育成が達成され、さらには、本領域に関わる研究者の学術的ネットワークが形成された。
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自由記述の分野 |
幹細胞生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「加齢に伴う疾患は、様々な組織幹細胞における加齢変化をベースに、多様な抗老化システムの破綻によって起こる」との仮説のもと、「ステムセルエイジングが加齢に伴う組織・臓器の機能低下や疾患発症にどのように関与するのか」について体系的に研究を推進した。その結果、多くの幹細胞エイジングの実態とその機序が明らかになるとともに、幹細胞エイジングと疾患の関連についても多くの発見があった。領域内での共同研究も活発に行われ、「ステムセルエイジングと疾患」という学術的基盤とコミュニティーが形成されたと評価している。広報活動も積極的に行い、加齢に関連する社会的ニーズに対応する研究分野として認知されつつある。
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