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2018 年度 研究成果報告書

認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用

総括班

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研究領域認知的インタラクションデザイン学:意思疎通のモデル論的理解と人工物設計への応用
研究課題/領域番号 26118001
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関東京大学

研究代表者

植田 一博  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (60262101)

研究分担者 竹内 勇剛  静岡大学, 情報学部, 教授 (00333500)
小林 一樹  信州大学, 学術研究院工学系, 准教授 (00434895)
大澤 博隆  筑波大学, システム情報系, 助教 (10589641)
岡 夏樹  京都工芸繊維大学, 情報工学・人間科学系, 教授 (20362585)
鮫島 和行  玉川大学, 脳科学研究所, 教授 (30395131)
長井 隆行  電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 特任教授 (40303010)
小野 哲雄  北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (40343389)
山田 誠二  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (50220380)
今井 倫太  慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60348828)
澤 幸祐  専修大学, 人間科学部, 教授 (60407682)
大本 義正  京都大学, 情報学研究科, 助教 (90511775)
遠山 紗矢香  静岡大学, 情報学部, 助教 (80749664)
研究期間 (年度) 2014-07-10 – 2019-03-31
キーワード認知科学 / 人工知能 / ヒューマンインタフェース / インタラクション / コミュニケーション / 会話計測 / 社会系心理学 / 研究者交流
研究成果の概要

他者モデルによるユーザの心的状態推定という認知科学的手法をベースに,ユーザに自然に適応する人工物を設計するためのデザイン原理ならびに基礎技術の総称を,認知的インタラクションデザイン学と命名した。国際的な水準でこの認知的インタラクションデザイン学を確立するために,①共通実験ツールの開発と運営,②研究成果の国内外への発信するための国内外のシンポジウムやワークショップなどの開催,③この学問分野の将来を担う,視野の広い若手研究者を育成するための領域内インターンシップ制度の運営,④領域会議の実施を行った。

自由記述の分野

認知科学,知能情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

様々な状況で,インタラクション相手の内部状態を推定するための他者モデルを構築できたことで,インタラクション研究に計算論を導入した新しい学問領域を切り開くことができた。同時に,他者の行動を(確率的に)予測できるようになったため,他者モデルの人工物への実装を進めることができた。この社会的な意義は大きい。さらに,①人が他者の内部状態推定を行う際に固有にもっているバイアスの解明,②リトミック教育,旅行相談,人-伴侶動物インタラクションなど実世界に即した,他者モデル解明のための実験環境の構築,③人や動物の動作や生理状態を統合的に計測し分析するための新しい手法の開発,など学術的意義の高い成果が得られた。

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公開日: 2020-03-30  

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