計画研究
本研究では、神経精神疾患の発症とそこからの機能的回復には、発振現象を基盤とした動的ネットワークの変化(再組織化)が関わっているという「ネットワーク病態」仮説を元にして新しい着想で動的ネットワークの再組織化を解明することを目標とした。A03,A04班との共同研究を推進する一環として、多チャンネルSQUIDシステムデータ収集装置用メインエレクトロニクスキャビネットをH27年度備品として購入し、脳磁図の臨床応用とそのオシレーション解析を疾患群と健常者群で行った。また、歩行再建を目指すリハビリの新規手法を開発して評価する目的で、磁気刺激装置バイスティムスクウェアとダブルコーンコイルをH27年度備品として購入し、研究を推進する準備を整えた。また、ワイヤレス脳波計ポリメイトミニおよびEEGOシステムをH27年度備品として購入し、自然な環境下での生体信号測定を行いつつある。磁気刺激法を用いた新しいニューロフィードバック法を開発し、論文としてまとめる段階となっている。
2: おおむね順調に進展している
計画通りに順調に進行している。
2016年度から、新しく連携研究者として植木美乃(名古屋市立大学リハビリ科)、野嶌一平(名古屋大学作業療法科)に参画していただき、オシロロジーの臨床応用をさらに加速して進メル予定である。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
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