計画研究
1.電位依存性プロトンチャネルの解析引き続き公募班員の大澤博士とともに、Hv1と不飽和脂肪酸との結合状態のNMR解析に向けタンパク質の精製条件の検討を行った。2.電位依存性ホスファターゼVSPの解析これまでにホヤ由来VSPの酵素活性に重要であることが見出されたhydrophobic spineの疎水性アミノ酸の役割をZebrafish VSPについて検討した。Dr-VSPのhydrophobic spineのL223をPheに変異させるとKir2.1、KCNQ2/3およびTRPC6で検出される電位依存的酵素活性が、野生型Dr-VSPの場合よりも増強していた。細胞膜への発現を向上させるためN末端側の細胞質領域をホヤ由来VSPのもとに置換した。本変異体を、培養細胞においてPI(4,5)P2のレベルを可逆的に変更できる分子ツールの改良版(eVSP; CiDr-VSPmChe L223F)として、Addgeneにdepositした。また前年度に引き続き、脊椎動物VSPについて各種イノシトールリン脂質と複合体を形成した状態でのX線結晶構造解析を進めた。
令和元年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (11件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 11件) 学会発表 (16件) (うち招待講演 1件)
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