研究領域 | 植物の成長可塑性を支える環境認識と記憶の自律分散型統御システム |
研究課題/領域番号 |
15H05962
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
松永 幸大 東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 教授 (40323448)
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研究分担者 |
植田 美那子 名古屋大学, 理学研究科(WPI), 特任講師 (20598726)
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研究期間 (年度) |
2015-06-29 – 2020-03-31
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キーワード | クロマチン動態 / 核構造 / エピジェネティクス / 環境記憶 / プライミング / ヒストン修飾 / イメージング / 透明化 |
研究成果の概要 |
植物の細胞核内のクロマチン動態を制御する因子を同定し、その因子の相互作用から核内クロマチン動態制御複合体および制御パスウェイを明らかにした。環境刺激である放射線や化学物質に暴露された時に、植物がどのように応答するか、また、分化刺激を受けて再分化するときにどのような仕組みで遺伝子の発現をすぐにONにするかを明らかにした。
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自由記述の分野 |
生命動態学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
植物が環境刺激により示す遺伝子発現やDNA修復のメカニズムをライブイメージングにより明らかにすることで、植物の可塑性の仕組みを理解することができた。このことにより、植物の育種や園芸に役に立つ技術開発に繋がる基本情報を得ることができたほか、生きたまま植物を研究するという本来の植物の生きざまに最も近い形で新たに研究展開できる技術と知見を得ることができた。
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