研究領域 | グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 |
研究課題/領域番号 |
16H06547
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
松永 泰行 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20328678)
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研究分担者 |
鈴木 恵美 早稲田大学, イスラーム地域研究機構, その他(招聘研究員) (00535437)
井上 あえか 就実大学, 人文科学部, 教授 (30388988)
増原 綾子 亜細亜大学, 国際関係学部, 教授 (70422425)
錦田 愛子 慶應義塾大学, 法学部(三田), 准教授 (70451979)
岩坂 将充 北海学園大学, 法学部, 准教授 (80725341)
中山 裕美 東京外国語大学, 現代アフリカ地域研究センター, 准教授 (90634014)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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キーワード | 国家 / 制度 / 関係性 / 通時的関係 / 錯綜 |
研究実績の概要 |
本研究計画は、主体・制度としての国家が、地域やグローバルなレベルにおける諸変動の影響、さらに難民・移民の到来や宗教・宗派・エスニシティ間の対立など越境的事象の拡散や浸透に抗しながら、いかにその領域主権国家性を維持しているかという観点から、現地調査を含む実証的な調査研究を行い、政治学を含む社会科学全般における新たな分析の視座である「グローバル関係学」構築に理論面および実証面の双方において資することを目指している。2019年度においては、研究期間の最終年度となる2020年度中に公刊予定の『グローバル関係学』叢書シリーズに含める研究成果の取り纏めに向けて、特任研究員の公募と採用、発表論考の中間発表研究会の開催、第3回若手研究会開催協力を中心に活動を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
2019年度の最後の2か月(2020年2月~3月)は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を受けて、一部の海外渡航計画の変更を余儀なくされたが、その他の日本国内での活動は当初計画通り十分に実施することができた。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間中の成果を、2020年度後半に公刊予定の『グローバル関係学』叢書シリーズの一部として発表できるよう、成果の取り纏めに注力する。また同時に、研究成果の国際的な発信のための国際研究集会の開催や英文論考発表に向けた準備も行う。
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