研究領域 | グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて:関係性中心の融合型人文社会科学の確立 |
研究課題/領域番号 |
16H06551
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
五十嵐 誠一 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (60350451)
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研究分担者 |
高垣 美智子 千葉大学, 大学院園芸学研究科, 教授 (00206715)
丸山 淳子 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (00444472)
松尾 昌樹 宇都宮大学, 国際学部, 准教授 (10396616)
森 千香子 同志社大学, 社会学部, 教授 (10410755)
石田 憲 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (40211726)
横田 貴之 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任准教授 (60425048)
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研究期間 (年度) |
2016-06-30 – 2021-03-31
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キーワード | コモンズ / 文理融合 / メコン / ウガンダ / 湿地 / 移民 / ローカル |
研究実績の概要 |
最終年度となる2020年度は、研究成果の取りまとめながらその公表を行いつつ、フォローアップの現地調査を行う予定であった。しかし、コロナ渦により、後者の現地調査は不可能となった。成果の取りまとめについては、岩波書店からグローバル関係学叢書として2020年10月に酒井啓子・五十嵐誠一編『ローカルと世界を結ぶ 第7巻』、同年12月に松尾昌樹・森千香子編『移民現象の新展開 第6巻』を刊行した。11月には、出版に先立ちZoomを用いて執筆者によるオンライン報告会を実施した。第7巻では、自然科学の研究者(林学と保健衛生学)にも執筆依頼をし、文理融合を図った。コモンズをキーワードとする文理融合研究の成果を英文で公表する準備も進め、2021年11月にRoutledgeからFrom Mekong Commons to Mekong Communityと題する書籍を刊行した。同書では、自然科学の研究者(工学、公衆衛生学、生物学、農学)に執筆してもらうことで、文理融合型国際共同研究を実現した。前年度と同様にコロナ渦により海外渡航ができなかったため、研究代表の五十嵐、分担者の石田・高垣・丸山は、2021年度に分担金の繰り越しを行った。しかし、2021年度も渡航の目途が立たなかったため、五十嵐は上記の英文書籍で欠如していたSMEsのフォローアップのために国際ワークショップで報告を行った。2022年2月のグローバル関係学最終報告会では、五十嵐がB03班を代表して英文書籍と文理融合に関する報告を行い、成果を広く公表した。分担者の高垣は、現地協力者を通じてアフリカの湿地に関するアンケートを実施した。石田は、代替的に国内にて資料収集と資料整理を行い、研究論文の執筆を進めた。繰越しをしなかった分担者は、現地協力者による代替的調査などで研究を進め、関連する成果を発表した。
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現在までの達成度 (段落) |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和2年度が最終年度であるため、記入しない。
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