• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

分子間相互作用に基づくシグナル伝達網解析のための無細胞プロテオーム技術の開発

計画研究

  • PDF
研究領域数理解析に基づく生体シグナル伝達システムの統合的理解
研究課題/領域番号 16H06579
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関愛媛大学

研究代表者

澤崎 達也  愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 教授 (50314969)

研究分担者 高橋 宏隆  愛媛大学, プロテオサイエンスセンター, 講師 (70432804)
研究期間 (年度) 2016-06-30 – 2021-03-31
キーワードプロテインアレイ / 無細胞 / サリドマイド / 炎症 / ジベレリン / 近位依存性ビオチン化酵素 / AirID
研究成果の概要

我々、独自に開発したコムギ無細胞タンパク質合成系を基盤にしたヒトのほぼ全てのタンパク質を網羅した2万種ヒトプロテインアレイ(20K-HUPA)を作製し、(1)20K-HUPAを用いた大規模解析相互作用解析技術の開発、(2)NF-κBシグナル阻害剤の開発、(3) 植物ホルモンであるジベレリンの応答制御機構の解明と数理シミュレーション、(4)MIB2によるユビキチン化されるSMAD3を介したTGF-βシグナル伝達機構の解明、(5)新規近位依存性ビオチン化酵素の創出、(6)サリドマイドをモデルとしたタンパク質分解誘導分子解析技術の構築などの研究成果を得た。

自由記述の分野

蛋白質科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒトのゲノムにコードされたタンパク質のほぼ全てを取り揃えることができたことから、薬剤と結合するタンパク質を同定することができ、その結果、副作用等の原因解明や副作用を軽減した薬剤の開発を進めることができる基盤技術を構築する事ができた。
また、生体内のタンパク質は基本的に複合体を形成し機能している。本研究成果により、複合体を同定・解析できる技術ができたため、生命を支えるタンパク質を深く理解できる技術開発となった。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi