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2022 年度 研究成果報告書

顔と身体表現の文化フィールドワーク研究

計画研究

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研究領域トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現
研究課題/領域番号 17H06341
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関東京外国語大学

研究代表者

床呂 郁哉  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (90272476)

研究分担者 吉田 ゆか子  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (00700931)
田中 みわ子  東日本国際大学, 健康福祉学部, 教授 (10581093)
西井 凉子  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20262214)
塩谷 もも  島根県立大学, 人間文化学部, 准教授 (90456244)
研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2022-03-31
キーワード顔 / 身体表現 / 文化人類学 / フィールドワーク / 東南アジア / ポピュラー文化 / 芸能 / 衣服・仮面・マスク
研究成果の概要

本研究班は、人類学的フィールドワークを含むフィールドサイエンスの研究手法を駆使し、顔と身体表現について、世界各地の現場の社会・文化的な文脈に即した調査研究を実施してきた。より具体的には、顔や関係する身体表現に関して、イスラーム圏を含む東南アジア域内における異なる文化・社会的文脈に応じた比較研究を遂行してきた。この期間中、調査研究に関しては、顔を含む各種の身体的表現、衣服、装飾、仮面、ヴェール・スカーフ、日本発の所謂「カワイイ」文化の受容と越境をめぐる問題など顔と身体表現に関わる項目に関し、東南アジア等での実地調査に基づく研究を実施した。

自由記述の分野

文化人類学・東南アジア地域研究

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究班は、人類学的フィールドワークを含むフィールドサイエンスの研究手法を駆使し、東南アジアやアフリカ、中東などを世界各地の顔と身体表現について、現場の社会・文化的な文脈に即した調査研究を実施してきた。この研究を通じて、ともすると普遍主義的で西洋中心主義的な固定概念に影響されがちな顔・身体表現に関する既成の見方を相対化し、非西洋を含むより広い地域における身体表現や実践の多様性と豊かさに注目を促すことに寄与できた。また障害者をめぐる差別や偏見などの問題に関しても東南アジアやアフリカなどの事例から欧米中心的ではない視点を問題提起することができた。

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公開日: 2024-01-30  

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