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2023 年度 研究成果報告書

顔と身体表現の文化差の形成過程

計画研究

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研究領域トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現
研究課題/領域番号 17H06343
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 人文・社会系
研究機関中央大学

研究代表者

山口 真美  中央大学, 文学部, 教授 (50282257)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2022-03-31
キーワード実験心理学 / 文化人類学 / 顔学 / 哲学
研究成果の概要

多様な人々が集う現代社会において、顔と身体表現の文化的な相違や個々のバリエーションを知ることは、異文化理解の観点から重要である。特に意識の外に追いやられた文化的相違を知ることは、異文化理解においては必須とされる。 本研究では、こうした文化的差異や個人差の成り立ちを検討することを目的とした。特に、意識の外に追いやられた潜在的な過程の文化的差異を知るため、顔と身体表現の“顕在処理過程”と“潜在処理過程”の発達から検討した。さらに、顔認知が成立する乳幼児を対象に、顔認知における潜在的学習と顕在的学習という2 つの学習プロセスの結びつきと、その定型と非定型な発達についても検討した。

自由記述の分野

実験系心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

多様な顔と身体の発達とその受容に関する学術的成果をもとに、一般書並びにジュニア向け・乳児向けの顔絵本の発刊や、集英社インターナショナルや東京大学出版会UPでのコラム連載など積極的に発信した。2022年から2023年にかけてコロナ禍の日本のマスクについてThe Economist、The Wall Street Journal、中国のフェニックステレビ、AERA、読売新聞、朝日新聞などでコメントを発表し、NHK「視点・論点」で、マスク着用と子どの社会性の発達に言及するなど社会的貢献に尽力した。

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公開日: 2025-01-30  

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