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2021 年度 研究成果報告書

時空間解析法による化学コミュニケーション理解と生物活性リガンドの高次機能評価

計画研究

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研究領域化学コミュニケーションのフロンティア
研究課題/領域番号 17H06409
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 理工系
研究機関大阪大学

研究代表者

菊地 和也  大阪大学, 工学研究科, 教授 (70292951)

研究期間 (年度) 2017-06-30 – 2022-03-31
キーワード化学プローブ / in vivoイメージング / 破骨細胞 / DNAメチル化 / 蛋白質分解
研究成果の概要

本研究では、化学プローブを用いたイメージングによる時空間解析技術の開発と、生物活性リガンドの機能評価に取り組んだ。成果の一つとして、骨組織に送達可能なpH応答性の蛍光プローブを開発し、破骨細胞、骨細胞の活性を生きたマウスで検出することや、これらの細胞に作用する薬剤の活性評価に応用した。また、小分子-蛋白質ハイブリッドプローブを開発し、DNAメチル化や蛋白質分解などの重要なプロセスを生細胞内で可視化できる系を確立した。

自由記述の分野

ケミカルバイオロジー

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で開発した化学プローブを利用したこれらの技術は生理活性リガンドが生きた細胞、個体においていつ、どこで対象分子や細胞に作用するのかを直接イメージング解析できる新たな評価法として期待できる。破骨細胞、骨細胞の活性法は骨粗鬆症や関節リウマチの発症に、またDNAメチル化や蛋白質分解はがんの病態と関連しているため、本評価法によってこれらの疾患の治療薬のスクリーニングや作用機序解析に貢献できることが考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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