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2006 年度 実績報告書

情報爆発に対応する新IT基盤研究支援プラットホームの構築

計画研究

研究領域情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究
研究課題/領域番号 18049073
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

安達 淳  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (80143551)

研究分担者 喜連川 優  東京大学, 生産技術研究所, 教授 (40161509)
田中 克己  京都大学, 情報学研究科, 教授 (00127375)
下條 真司  大阪大学, サーバーメディアセンター, 教授 (00187478)
松岡 聡  東京工業大学, 学術国際情報センター, 教授 (20221583)
千葉 滋  東京工業大学, 大学院情報理工学研究科, 助教授 (80282713)
キーワードスケーラブル計算基盤 / ソフトウェアライブラリ / 大規模コーパス / 実世界インタラクション / センサールーム / 自然言語処理 / 生体計測 / センサーネットワーク
研究概要

本領域で行われるコンテンツ、ソフトウェアシステム、情報メディア、知識社会の各柱内の研究を、他にはない大規模な共有資源を提供することにより効果的に支援するとともに、研究項目、計画研究・公募研究に渡るコラボレーションを促進するため、下記の研究環境の早期の実現を目指して整備した。
(1)大規模コンテンツ関係
日本語WEB文書5000万件のテストコレクションを対象とした開放型検索エンジンTSUBAKIを実装した。自然言語処理の最新の成果を取り入れた各種索引と検索機能を取り込み、参加研究グループにAPIを公開して研究利用に供する環境を整備した。また、次世代サーチの研究に必須なソフトウェアライブラリの整備・公開をめざした。さらに、センサーネットワーク実験用テストベッドを設計し、データ収集と提供を開始した。
(2)スケーラブル計算基盤テストベッド関係
世界的に類を見ない規模の広域分散テストベッドを整備し、仮想マシンのエミュレーションによる基盤ソフトウェア研究環境InTriggerの実現を開始した。NII千葉分館、東大、東工大、早稲田大、京大において既存設備の拡張と新規クラスタ計算機を導入し、連携ソフトウェアを実装すると共に、コンテンツ解析での活用など、柱を越えた融合的活用を開始した。また利用者の登録とシステム利用環境を整備した。
(3)実世界インタラクション計測分析環境関係
マルチメディア情報提示やロボットとのインタラクションにおける人間の発話や表情、行動をマルチモーダル・センサおよび生体・脳計測装置によってリアルタイムで高精度計測するセンサルーム環境IMADEを京都大学に設置し、赤外線IDセンサ付き映像音声記録装置等、生体計測センサ、脳活動計測装置などの各種計測装置を導入するとともに、遠隔からの実験参加を可能にするよう、環境整備を実施した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] 情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究2007

    • 著者名/発表者名
      喜連川 優, 松岡 聡, 他
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol,22 No.2

      ページ: 209-214

  • [雑誌論文] 情報爆発時代における情報管理・融合・活用基盤2007

    • 著者名/発表者名
      喜連川 優, 安達 淳, 他
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol,22 No.2

      ページ: 215-221

  • [雑誌論文] 情報爆発時代における安全・安心ITシステム基盤2007

    • 著者名/発表者名
      松岡 聡, 柴山 悦哉, 他
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol,22 No.2

      ページ: 222-228

  • [雑誌論文] 情報爆発時代におけるヒューマンコミュニケーション基盤2007

    • 著者名/発表者名
      松山 隆司, 西田 豊明, 他
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol,22 No.2

      ページ: 229-234

  • [雑誌論文] 情報爆発時代における知識社会形成ガバナンス2007

    • 著者名/発表者名
      須藤 修
    • 雑誌名

      人工知能学会誌 Vol,22 No.2

      ページ: 235-240

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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