• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 実績報告書

情報爆発に対応する新IT基盤研究支援プラットホームの構築

計画研究

研究領域情報爆発時代に向けた新しいIT基盤技術の研究
研究課題/領域番号 18049073
研究機関国立情報学研究所

研究代表者

安達 淳  国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (80143551)

研究分担者 田中 克己  京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (00127375)
原 隆弘  大阪大学, 大学院・情報学研究科, 准教授 (20294043)
松岡 聡  東京工業大学, 学術国際情報センター, 教授 (20221583)
田浦 健次朗  東京大学, 情報理工学系研究科, 准教授 (90282714)
國吉 康夫  東京大学, 情報理工学系研究科, 教授 (10333444)
キーワードスケーラブル計算基盤 / ソフトウェアライブラリ / 大規模コーパス / 実世界インタラクション / センサールーム / 自然言語処理 / 生体計測 / センサーネットワーク
研究概要

本領域の支援班は、四つの研究項目の研究活動に関し、領域全体で大規模な共有資源を提供し、研究を効果的かつ効率的に支援し、計画研究・公募研究に渡る連携を促す。
最終年度では特に米国マイクロソフトリサーチとの間での共同研究の枠組みを作り、同社がクラウドリソースAzureを本支援班に提供するプロジェクトを行った。Azureの資源を利用する本領域内のプロジェクトを7件選定し、すでに培われてきた研究成果の移植やクラウドでのインテンシブな研究環境の課題を明らかにすることも含めて、多方面からの研究の基盤を本支援班で提供した。
1.大規模コンテンツ関係 日本語Web文書の大規模コーパスを持つ深い言語処理のためのサーチエンジンの環境を整備し、最終年度として日本語Web 1.2億ページをコーパスとして提供し、各班のサーチ機能の評価を行った。また、100以上のノードを持つセンサーネットワーク実験用テストベッドX-sensor 2.0としてP2Pプラットフォーム上への実装と提供を行った。
2.スケーラブル計算基盤テストベッド関係 広域分散テストベッドInTriggerの整備では、計17サイトとなり研究の取り纏めの環境として最終的な整備を完了した。
3.実世界インタラクション計測分析環境関係 京都大学のセンサルーム環境IMADEにおけるインタラクションコーパスの閲覧・分析・ラベリング環境を更に整備しソフトウェアパッケージを実現した。さらにこれをインタラクションマイニングへと展開できるような準備を整えた。
4.B01研究項目関係 生活習慣病予防医療実験として、センサーを活用した情報収集のため、行動情報収集システムを作成し被験者を集めてデータ収集活動を実施した。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] OSUSUME : Cross-lingual Recommender system for research papers2011

    • 著者名/発表者名
      Uchiyama, K., Aizawa, A., Nanba, H., Sagara, T.
    • 雑誌名

      Proceedings of IUI 2011 Workshop on Context-awareness in Retrieval and Recommendation.

      ページ: 39-42

    • 査読あり
  • [図書] X ; Sensor : Wireless Sensor Network Testbed Integrating Multiple Networks (Book chapter of Wireless Sensor Network Technologies for Information Explosion Era)(Studies in Computational Intelligence Volume 278, 2010)2010

    • 著者名/発表者名
      A.Kanzaki, Naoki Wakamiya, Takahiro Hara
    • 総ページ数
      273
    • 出版者
      Springer-Verlag
  • [備考]

    • URL

      http://www.infoplosion.nii.ac.jp/info-plosion/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi