研究概要 |
窒化物半導体は,原理的に波長約0.2μmの紫外から約2μmの赤外までの光デバイスに応用可能である.未だに困難な赤や赤外域の長波長側へのデバイス利用波長域拡大のため,我々は極広域分光によりナノ構造評価,キャリアダイナミクス評価を行い,(1)p型伝導化の成功と正孔物性の解明、(2)p型・n型での非輻射再結合過程の活性化エネルギーやメカニズムの違いの解明,(3)"SMART"超構造と名付けた(InN)_m/(GaN)_n短周期超格子による欠陥低減とそれによるpn接合特性改善提案,および本短周期超格子系の実現性確認等の成果を得た.
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