計画研究
平成19年度の本研究分野の研究計画およびその成果について述べる。1.高品質AINの厚膜成長を目指すAI系原料としてAICI_3を用いる原料分子制御HVPE法による高品質でかつ厚膜成長条件の確立を行った。その成果は、Jpn. J. Appl. Phys. 46 (2007) L389-L391「Preparation of a Freestanding AIN Substrate by Hydride Vapor Phase Epitaxy at 1230℃ Using (lll)Si as a Starting Substrate」にて発表。2.均一なAlGaN三元混晶の厚膜成長を目指すAlCl_3-GaCl系を用いた原料分子制御HVPE法により、気相-固相関係を明らかにするとともに、成長膜厚および析出組成の均一性が5%以内の均一成長に成功した。J. Cryst. Growth 305(2007)335-339「HVPE growth of AlxGal-xN ternary alloy using A1C13 and GaCl」などに発表。3.熱力学解析成長シュミレーションによる最適な成長条件の探索AIN, AlGaNおよびlnNの成長条件と成長の駆動力の関係を明らかにした。例えば、J. Cryst.Growth 305 (2007) 57-61「Hydride vapor phase epitaxy of InN by the formation of InC13 using In metal andCI2」などに発表。4.結晶評価成長作製した厚膜エピタキシヤル膜の物性評価を、X線回折、光吸収、CL測定、および昨年度経費でマップ部分のソフトを購入したPL測定、およびレーザーラマンを用いて結晶評価を行った。
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すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 17件) 学会発表 (31件) 図書 (1件) 備考 (1件)
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http://www.tuat.ac.jp/