研究領域 | フレーバー物理の新展開 |
研究課題/領域番号 |
18071004
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中村 光廣 名古屋大学, 現象解析研究センター, 准教授 (90183889)
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研究分担者 |
中野 敏行 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教 (50345849)
星野 香 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (70022738)
青木 茂樹 神戸大学, 大学院・人間発達環境学研究科, 教授 (80211689)
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研究期間 (年度) |
2006 – 2011
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キーワード | ニュートリノ / タウニュートリノ / ニュートリノ振動 / 原子核乾板 |
研究概要 |
タウニュートリノの出現を捕らえてニュートリノ振動現象の最終検証を行う日欧共同実験OPERAを推進した。原子核乾板はタウニュートリノの検出ができる唯一の検出器であり、OPERAでは、はがきサイズの原子核乾板約930万枚を用いて重量1250トンのニュートリノ検出器をイタリアグランサッソ地下研究所に建設し、730km離れたスイスにあるCERN研究所に新たに建設されたニュートリノ製造装置より製造された純粋なミューニュートリノを打ち込んだ。2008年より本格的なニュートリノビームの照射を開始し、2011年度までに約13000反応を検出器に蓄積した。平行して反応が起こった原子核乾板標的(ECC)を随時取り出し、自動飛跡読取装置を用いた解析を推進し、2010年にミューニュートリノが変身して現れた最初のタウニュートリノ反応の検出に成功した。
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