1.領域内の研究室に対し、微生物モニタリングについてアンケートを行い、モニタリング実施要望があった5研究室に対し、計9件の支援を行った。 ・北海道大学大学院医学研究科免疫学分野1件 ・慶應義塾大学医学部微生物・免疫学教室2件 ・兵庫医科大学免疫学・医動物学教室2件 ・佐賀大学医学部分子生命科学講座2件 ・琉球大学大学院医学研究科病原細菌学分野2件 2.霊長類を用いた感染実験の要望のあった3研究室に対し、計13頭のサルの購入を支援した。またそれに伴う諸経費(飼料等)についても支援した。 ・京都大学ウイルス研究所 ダニ脳炎ウイルスとデングウイルスの感染サルモデルの確立実験ボンネットモンキー2頭 ・東京大学医科学研究所感染症国際研究センター微生物学分野 サルエイズモデルにおけるCTL誘導エイズワクチン接種実験アカゲザル9頭 ・筑波大学大学院人間総合科学研究科感染生物学分野 EGFP発現組換え麻疹ウイルス野外株およびワクチン株の膜タンパク質を有する EGFP発現組換え麻疹ウイルス感染実験カニクイザル2頭 3.日本ではバイオセーフティーレベル(BSL)4の実験施設が稼働していない。そこでBSL4施設利用の要望のあった1研究室に対し、フランスのBSL4実験施設での霊長類感染実験について支援を行った。 ・東京大学医科学研究所実験動物施設 ニパウイルス感染実験
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