計画研究
特定領域研究
多くの被子植物において、胚乳発生異常が原因で種間の生殖隔離が生じることが知られている。我々は、胚乳におけるゲノム障壁(生殖隔離)の原因にゲノムインプリンティングが介在していると考え(GGS 2007)、シロイヌナズナを用いたその制御機構の解析と、イネ属種間交雑を用いてその検証をおこなった。その結果、制御機構としてはFACT ヒストンシャペロンの構成因子のSSRP1 がインプリンティングとDNA 脱メチル化に必要であることを示し(Dev. Cell 2011)種間交雑では、インプリントされた構成因子をもつポリコーム複合体が関与しているだろうという仮説を考える様々な根拠を得た(Plant J. 2011)。
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http://bsgcoe.naist.jp/special-grp02.html