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2022 年度 研究成果報告書

弾性グラディエントナノ薄膜を利用した自由変形可能な太陽電池の創成

計画研究

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研究領域ソフトロボット学の創成:機電・物質・生体情報の有機的融合
研究課題/領域番号 18H05469
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 複合領域
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

福田 憲二郎  国立研究開発法人理化学研究所, 開拓研究本部, 専任研究員 (40613766)

研究分担者 藤枝 俊宣  東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70538735)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
キーワード有機太陽電池 / ナノフィルム
研究成果の概要

極めて柔軟なエレクトロニクスを自由に変形し、様々な曲面に実装して、フレキシブル電源やセンサとして利用するための基本的な技術を確立した。より具体的には下記に記す3
つの主な成果が得られた。
(1)超薄型基板の直接接合技術と自由変形による曲面実装技術確立、(2)伸縮性超薄型電極を用いたオンスキン・インプラントインターフェース構築、(3)皮膚曲面へ貼付可能な積層型誘電エラストマーアクチュエータ

自由記述の分野

フレキシブルエレクトロニクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果により、複数の超柔軟基板を自由に接合し、エレクトロニクスを構築する技術を確立した。さらに、これらの超薄型エレクトロニクスを実際に可動部を持つアクチュエータに実装する際に、可動部の自由度を損なわないためのフィルム実装方法及び設計論を確立した。昆虫のような実際の動物のみならず、あらゆるソフトアクチュエータの校正において本技術を展開可能であるため、ソフトロボット用のエレクトロニクス実装方法の基本的概念が確立されたと位置づけることができる。本研究成果をベースとすることで、あらゆる自由曲面にエレクトロニクスを実装することが可能となる、という点が本研究の重要な意義である。

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公開日: 2024-01-30  

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