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2022 年度 研究成果報告書

種を越えた配偶子産生システムの in vitro 再構築

計画研究

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研究領域配偶子インテグリティの構築
研究課題/領域番号 18H05548
研究種目

新学術領域研究(研究領域提案型)

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学 (2021-2022)
生理学研究所 (2018-2020)

研究代表者

小林 俊寛  東京大学, 医科学研究所, 特任准教授 (20587414)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
キーワード多能性幹細胞 / 始原生殖細胞 / ラット / ウサギ
研究成果の概要

本研究では近年マウスを用いて急速に進んできた in vitro gametogenesis (試験管内での生殖細胞作製技術) を様々な動物種へ適応させ将来的な産業・医療への応用へ繋げることを目指し、マウスに次ぐ実験動物であるラットとウサギを用いた研究を進めてきた。主な成果として、ラットおよびウサギにおいて多能性幹細胞から精子・卵子のもとになる始原生殖細胞 (PGC) の分化誘導する方法を開発した。特にラットではマウス以外では初めて、精子形成およびその後の個体作出に貢献できる”機能的な” PGC の分化誘導に成功した。

自由記述の分野

発生工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの生殖細胞を作る研究ではマウスを用いた研究が飛躍的に発展してきたが、それを追随できる動物種がなく、マウスで得られた知見や技術がどこまで動物種を越えて汎用なのか判断することが困難であった。本研究成果によりラット・ウサギをはじめとした様々な動物種の生殖細胞の特徴を比較する解析も可能になり、そこから導き出された種を越えた保存性などを元に試験管内での生殖細胞作製研究が一層進むと考えられる。またそれらは将来的な産業応用やヒトを対象とした医学研究に繋がることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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