| 研究領域 | スピン流の創出と制御 |
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| 研究課題/領域番号 |
19048003
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| 研究機関 | 東北大学 |
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研究代表者 |
高梨 弘毅 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (00187981)
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| 研究分担者 |
白井 正文 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (70221306)
山本 眞史 北海道大学, 情報科学研究所, 教授 (10322835)
黒田 眞司 筑波大学, 数理物質科学研究科, 准教授 (40221949)
高橋 有紀子 独立行政法人物質, 材料研究機構・磁性材料センター, 研究員 (50421392)
藤森 淳 東京大学, 理学系研究科, 教授 (10209108)
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| キーワード | 磁性 / スピンエレクトロニクス / ナノ材料 / スピン流 / 高スピン偏極 / スピン源 / ハーフメタル / 強磁性半導体 |
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| 研究概要 |
研究項目A01はスピン流の元となるスピン源の探索と創製を目的とし、スピン源となる材料の創製(3名)、構造・電子状態の評価(2名)、および理論設計(1名)の計6名の計画研究代表者のグループにより構成されている。さらに本年度は、公募研究代表者7名(うち材料創製5名、評価2名)のグループが加わった。調整班では、スピン源に関する研究動向の分析とともに、計画研究および公募研究のグループが有機的に連携し、理論設計→材料創製→評価という一貫した共同研究体制ができるように連絡調整を行うことを目的としている。本年度は、昨年度と同様に、各研究代表者による研究動向調査や相互の情報交換を通して、共同研究の促進・発展に努めた。2008年1月6日には仙台で班会議が開催され、研究代表者13名が一堂に会し、情報交換や研究討論を行った。
本年度に開始され、あるいは発展した研究1さ以下のとおりである。
・これまでの規則合金に加えて、公募研究により、高スピン偏極合金としての窒化鉄やスピンフィルターとしてのスピネルフェライトなどの材料にも研究対象が広げられた。また、新たなスピン源として、有機物や気体原子に関する研究も開始された。
・透過電子顕微鏡や磁気円2色性(XMCD)、光電子分光などの評価手段に加えて、公募研究によりメスバウア効果を利用した局所磁性測定やスピン偏極STMによる表面評価の研究も開始された。
・窒化鉄のスピン偏極率測定やスピネルフェライトのメスバウア測定など、計画研究グループのみならず公募研究グループも含めた連携による共同研究が進められた。
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