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2009 年度 実績報告書

スピン流とナノヘテロ構造調整班

計画研究

研究領域スピン流の創出と制御
研究課題/領域番号 19048014
研究機関東京大学

研究代表者

大谷 義近  東京大学, 物性研究所, 教授 (60245610)

研究分担者 井上 順一郎  名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60115532)
新田 淳作  東北大学, 工学研究科, 教授 (00393778)
秋永 広幸  独)産業技術総合研究所, ナノテクノロジー研究部門, 研究グループ長 (90221712)
キーワードスピン注入 / スピン蓄積 / スピン軌道相互作用 / スピン流
研究概要

本特定領域研究・研究項目「スピン流とナノへテロ構造」では、金属、半導体、酸化物等で構成されるナノへテロ構造を用いて電荷流からスピン流を効率良く生成し、伝播させ、更に電荷流に再変換する新たな操作原理を探索し、その手法を確立することを目的とする。本調整班の役割は、4つの研究グループが有機的に結びついて相互に情報交換しながら進展するための支援体制を構築することである。
平成21年度には、前年度立ち上げたビデオ会議システムを用いた情報交換や年次成果報告会に合わせて開いた研究調整会議を通じて有益な情報交換を行うことができた。また、本年度は、それぞれの分担者が国際会議での招待講演を行うと同時に同研究分野の世界的動向を調査する目的で、4つの国際会議に出席した。これらの活動が実を結び、計画研究で得られた内因性スピンホール効果に関する論文を実験と理論の共同で論文を纏めているところである。このように4研究グループ間の研究進展状況や相互の研究に関する相補的な理解も深めることができている。
更に、国際会議参加を通じた情報収集から、外因性スピンホール効果に関する共同研究がスタートした。このように、研究活動の国際的な研究の発展に結び付く成果が上がっている。

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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