計画研究
特定領域研究
多様な材料合成プロセス(高圧焼結・結晶成長、固―液相焼結、気相合成、イオン打ち込み法)における先端的な材料創製技術を駆使し、機能附活元素のドーピング制御による多機能材料創製を以下の3テーマにより展開する。(1) 機能附活元素の高圧下ドーピング制御によるワイドギャップ窒化物の特性発現広範な圧力・温度条件下で高純度窒化物単結晶、焼結体等の合成、機能附活元素のドーピング制御を行い、優れた光学的・機械的特性を有する物質・材料を創製する。(2) 機能附活元素設計による多機能酸化物の創製代表的ファインセラミックスであるAl_2O_3、ZrO_2、Y_2O_3、MgO等から構成される酸化物多結晶体の粒界・界面における物質移動、粒界移動、粒界すべりに対して特異的な機能を果たすナノ機能元素をドーピング設計することにより、基本特性としての室温高強度あるいは高温塑性に、優れた光学、熱物性、あるいは高温耐食性を併せ持つ新たな機能性材料を創製する。(3) 機能附活元素がもたらす非平衡性とその緩和による酸化物機能の発現機能附活元素の熱的・動的特性、および、ナノサイズ領域での構造変調効果についての知見をもとに、これを有用な素子・材料に応用するため、これまでに得られてきた素過程を複合的に利用するプロセスを検討し、光・電子機能素子への応用をはかる。
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