計画研究
特定領域研究
1. ♂生殖細胞の発生段階では、H3K9にメチル基を入れる酵素GLPが転写後発現抑制を受け、結果としてH3K9me2が減弱することを明らかにした。2. H3K9メチル化酵素G9a/GLP複合体は、リジンメチル化とDNAメチル化(間接的)を誘導することで転写を負に制御することを明らかにした。3. 30年来の謎であった、発生初期の胚から樹立された細胞株で観察されるDNAのメチル化に非依存的なプロウイルスの発現抑制に、ヒストンリジンメチル化酵素ESETが重要な役割を持つことを明らかにした。
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