計画研究
平成24年度は合同研究会、国際セミナー、国際シンポジウムを開催し、相互乗り入れの形でロシア、中国、インドとトルコで現地調査を実施した。共同作業では、政治体制や支配の手法から構成される統治モデルを発展モデルの一部として、欧米各国と地域大国の統治モデルはどこがどう違うか、また各地域大国の統治モデルはどこがどう違うかを視野にいれ、政治経済体制移行のアプローチ、政党制、連邦制と地方自治、コミュニティ政治、アイデンティティ政治(宗教・民族問題)、ガバナンス(統治効率)などを取り上げ、徹底した比較分析の手法によって各国の統治モデルが政治的求心力、ガバナンス能力、社会的安定性および国家近代化のプロセスに与える影響を分析し、そして経済発展と民主化との関連性から各国の将来性を展望した。研究成果の一部として、研究分担者・連携研究者がそれぞれ執筆した『ユーラシア地域大国の統治モデル』(ミネルヴァ書房)のほか、『中国の土地政治:中央の政策と地方政府』(任哲著、勁草書房)や『インド暴力と民主主義 : 一党優位支配の崩壊とアイデンティティの政治』(中溝和弥著、東京大学出版会)計5冊の単著を出版した。政治エリートについて、中国の中央委員・委員候補のデータベースを完成し、集計・分析を行った。成果の一部は2012年夏の国際シンポジウムで報告された。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Religion, State & Society
巻: 41: 1 ページ: 18~34
The Russian Review
巻: NO.71(3) ページ: 365-390
The Journal of Contemporary China Studies
巻: NO.1(1) ページ: 47-71
П.А.Столыпин и исторический опыт реформ в России: К 100-летию со дня гибели П.А.Столыпина. Москва. Русский путь.
巻: 2012.С ページ: 205~224
海外事情
巻: 60/11 ページ: 104~121
俄羅斯研究
巻: 174期 ページ: 101~121
http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/rp/index.html