研究領域 | ユーラシア地域大国の比較研究 |
研究課題/領域番号 |
20101004
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研究機関 | 西南学院大学 |
研究代表者 |
上垣 彰 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
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研究分担者 |
田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
丸山 知雄 東京大学, 社会科学研究所, 教授 (40334263)
亀山 康子 国立環境研究所, 地球環境研究センター, 主任研究員 (10250101)
堀井 伸浩 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (10450503)
佐藤 隆広 神戸大学, 経済経営研究所, 准教授 (60320272)
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キーワード | 地域大国 / 資源 / エネルギー / 環境 / 金融危機 |
研究概要 |
本年度は本プロジェクト2年目であり、本格的に研究を推進できた年であった。まず、2009年7月9~10日に北海道大学スラブ研究センターで、本研究班がイニシアテチィヴをとって、国際シンポジウム「The Elusive Balance ; Regional Powers and the Search for Sustainable Development」を開催した。ここでは、班員のうち、上垣が全体のコーディネータをつとめた他、上垣、佐藤、堀井、亀山が報告者として、中村*、本村*、田畑、丸川が司会やコメンテータとして参加した(*は研究協力者、その他は研分担者、以下同じ)。このシンポジウムには、香港、中国、インド、ロシア、アメリカ、リギリスから多数の研究者を招き、本研究プロジェクトの課題「持続的経済発展の可能性」に関し、比較の視点から深い議論を展開することが出来た。その成果はすでに上垣・田畑編著(2010)として出版されている。また、11月12日~15日にボストンで開催された全米スラブ研究学会(AAASS)では、田畑が、日本人研究者と英米露の研究者を集めて、二つのセッションを組織した(Sustainability of Russian Economic Growth (1)および(2))。田畑、金野*か報告者として、上垣が司会者として参加した。さらに、上垣がイスタンブールのボガジチ大学で開催されたシンポジウム「Black Sea Reion in International Relations : Old Issues and New Trends」でロシアを含む黒海地域の労働者送金に関する報告をった。また、研究調査の目的で、丸川を中国(2回、慈渓市での調査査およびフフホト市、天津市での研究交流と調査)に、佐藤をインド(パンジャブ州ガッガールバーナ村での聞き取り調査、およびデリーでの資料収集)に、中村*をアメリカ(議会図書館その他での資料収集)に、堀井を中国(中国社会科学院での報告)に派遣した。 データベースに関しては引き続きデータの充実を図った。
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