研究領域 | 半導体における動的相関電子系の光科学 |
研究課題/領域番号 |
20104007
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研究種目 |
新学術領域研究(研究領域提案型)
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
芦田 昌明 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (60240818)
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研究分担者 |
田中 耕一郎 京都大学, 学内共同利用施設等, 教授 (90212034)
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連携研究者 |
松原 英一 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 特任助教 (10421992)
広理 英基 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特定拠点助教 (00512469)
白井 正伸 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 特定拠点助教 (30303803)
渡辺 雅之 京都大学, 大学院・人間環境学研究科, 助教 (20240525)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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キーワード | テラヘルツ / 強相関電子系 / 酸化物 / 高密度光励起 / 光誘起相転移 / 光物性 / 空気プラズマ |
研究概要 |
シリコンなど従来の半導体とは異なる新規絶縁体、酸化物などを高密度に光励起した際の物質変化が時間と共にどのように変化するか(ダイナミクス)を研究するため、光の電場の時間波形を測定できる時間領域分光法と呼ばれる手法の広帯域化を行い、電波と光を完全につなぐこと、すなわち振動数 0.1THz(THz=10^<12>THz) の遠赤外領域から、世界最高となる 200THz の近赤外領域までカバーすることに成功した。その結果、観測領域の制限でこれまでは測定できなかった物質の応答を調べることができた。さらに THz 帯の電場の高強度化も進め、世界最高水準の発生効率を実現し、高強度 THz 波照射による物質の変化を見いだすなど、物質の制御へつながる成果を挙げた。
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