計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
炭素原子で構成される低次元物質であるカーボンナノチューブ・グラフェンの光学特性を理論的に評価し,既存の化合物半導体との比較を行った.一次元系のナノチューブの場合,一次元性をより強く反映して電荷間の相互作用効果が増強され,環境や外場による制御性が高いと期待される.二次元系に対しては,物質定数に依存しない普遍物理定数のみで表される光吸収係数が,グラフェンのみならず,半導体量子井戸のバンド間遷移吸収にも適用可能である事を明らかにした.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 備考 (1件)
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http://www.dyce-opt.org/