計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究では、金属内包フラーレンを大量合成し、得られる金属内包フラーレンを用いて化学反応性の解明を行うと共に化学修飾による誘導体の合成、さらには組織化による機能化について研究を行う。具体的には以下の3段階からなる検討を行う。(1)電子的、磁気的特性が優れた金属内包フラーレンの大量合成及び化学反応性の解明、誘導体の合成(2)金属内包フラーレン誘導体の物性解明誘導体化によって金属内包フラーレンの電子的、磁気的特性がどのように変化したか明らかにすると共に、物性のチューニングがより効果的な置換基を模索する。また、誘導体化による内包金属の動的制御システムを確立する。(3)金属内包フラーレン誘導体の組織化常磁性金属内包フラーレンをスピン源とした有機強磁性体の創製を検討する。また、金属内包フラーレンとその誘導体を用いて金属内包フラーレンナノロッドの合成を検討し、期待される導電性や磁性特性を元に磁場配向やスピンFETへと展開する。
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J.Am.Chem.Soc. 132
ページ: 17953-17960
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J.Am.Chem.Soc 132
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http://www.tara.tsukuba.ac.jp/~akasaka-lab/