計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
本研究は新しいπ化合物の創製、その高次π空間の構築、さらにデバイスへの応用展開を行うことを目的とする。特に「歪んだπ電子系π-π相互作用」を利用して様々な形状のπ空間を創製する。まずは、ひずみを持たせたポルフィリン錯体をはじめ、種々のπ化合物を超分子化することで高次π空間の創出を行う。さらにこれらの高性能高次π空間超分子を利用したデバイス化を進める。デバイス作成の際には、これらの高次π空間の特徴を生かしながらデバイス化するのに適した性状とするため、ヘテロポリ酸やナノ微粒子との複合化が必要であり、その手法についても検討する。これらの超分子の優れたエネルギー移動および電子移動特性を最大限活かし、新規電子機能性材料(有機太陽電池、光スイッチングデバイス、EL、単分子デバイス)として積極的に応用展開を行う。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Nature Chem. 3
ページ: 38-41
Science 329
ページ: 1324-1327
http://www-etchem.mls.eng.osaka-u.ac.jp/mlset010/fukuweb/index_j.html