計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
細胞核における遺伝子・DNAの収納原理を探究した。最大の成果として、出芽酵母の間期染色体の構造を決定する主要な因子がDNA物性と細胞核の大きさであることを解明した。また、同一配列DNAを有するヌクレオソーム間の集合能は、互いに異なるDNAを有するヌクレオソーム間の集合能よりも強いことを見出した。以上から、遺伝子・DNAの核内収納において、DNA物性、ヌクレオソームの選択的集合能、細胞核のサイズが決定的に重要な因子であることが明らかになった。また、メチル化されるDNA配列のほとんどは、メチル化後、高次構造または物性の変化を示すことが分かり、DNAの核内収納におけるメチル化の関与も示唆された。
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すべて 雑誌論文 (15件) (うち査読あり 11件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 2件)
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