計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
1分子イメージングと、細胞シミュレーション研究を融合させ、分子をシステムとして統合的に理解する、新しい細胞分子システム研究を開拓することを目的とする。今後解明すべき重要な課題は、ダイナミックに変化し、特定の時期に局所領域に限局して起こる生命現象を分子レベルで解明することである。細胞の1分子イメージングにより、個々の分子・部位を直接に生きた細胞で「その場」計測し、細胞内で定量情報を計測できる。この定量解析により、生きた細胞において、分子数・濃度、相互作用時間・反応速度、結合定数・結合分子数、時空間変化・速度・拡散係数といった諸量を求められる。さらに、時間・空間・多種分子(多色)の5次元の情報を定量的に得ることができる(Tokunaga, et al., Nature Methods, 2008)。この情報は、細胞を分子システムとしてシミュレーションする上で、従来得られることが困難であったものである。これを用い、局所的局時的なイベントに基づく細胞システムを、実測データに基づいてシミュレーションする。1分子イメージングと細胞シミュレーション研究をフィードバックさせ、融合し展開する
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