研究概要 |
本研究では,「モデル小動物に基づくシステム分子行動学研究」に資する技術の創製を目的として,以下の3つの開発研究を行う.(研究目的1)モデル小動物の神経細胞において極めて重要性の高い環状核酸を特異的にイメージングする遺伝子コード型の単色蛍光プローブを設計・開発し,既存の遺伝子コード型Ca^<2+>単色蛍光プローブとあわせて,モデル小動物の特定神経細胞における多成分同時in vivoイメージングを実現する.(研究目的2)生体情報分子(キナーゼ,およびイノシトールリン脂質)の細胞内動態がそれぞれどのような細胞・個体機能を制御しているのかを明らかにすべく,それらの細胞内"局所的ノックダウンプローブ"を開発する.(研究目的3)従来にない全く新しい"光制御プローブ"を設計・開発し,モデル小動物の任意の特定細胞における細胞機能の光制御を実現する.
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