計画研究
新学術領域研究(研究領域提案型)
顔認知は人物や親近性の判断だけでなく、他者の感情や信頼性を判断するうえで重要な役割を果たしている。その神経基盤は後頭・側頭葉から扁桃体、前頭前野など広範にわたるため、fMRIなど非侵襲的脳機能測定法を用いた実験が有用である。本研究では、顔認知の脳内機構を複数の視点から解明していく。それは(1)ストレス脆弱性と顔認知、(2)fMRI、ERP、NIRSなどを用いた顔認知研究、(3)顔認知の個人差、および遺伝的多型との関係、(4)顔認知の人種・文化による相違の4つである。さらにサルや乳幼児を実験対象とする研究班との共同研究を通じて、進化や発達的観点からの顔認知モデルを作成する。
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Soc Cogn Affect Neurosci (in press)
行動反応, 脳波を用いた検討, 認知科学 (印刷中)
J Cogn Neurosci 22
ページ: 2074-2085
Neuroimage 50
ページ: 1666-1675
臨床免疫・アレルギー科 54
ページ: 327-331